私の不妊治療体験（１）

私は、昔から生理が重く、いつも生理２日目は

鎮痛剤なしではとても日常生活を送れないぐらい
ひどかったです。

２０歳を過ぎて、段々生理痛が重くなってきたので
いよいよ婦人科にいったところ「子宮内膜症」と診断されました。

子宮内膜症で子供を産めない、
ということはないと
言うお医者様の言葉に安心して、その後は
低容量ピルや婦人科からもらった痛み止めで
ずっとごまかしていました。

大学卒業後、化粧品会社の営業に就職した私は
文字通り、東から西へと飛び回る忙しくも
充実した日々を送っていました。

毎日、朝から夜中まで仕事をし、体はきつかったですが
楽しかったし、まだ若いこともあり
体力にまかせて結構むちゃばっかりしたような気がします。

２９歳のとき、友人の紹介で知り合った旦那と結婚。
まだ仕事を続けていましたが、体力的な問題もあり

「子供ができたら仕事をやめよう」

と思ってました。

まさか、この後自分が不妊症というものに悩まされるとは知らずに・・・・

夫は子供好きな人で、結婚したらすぐにでも
子供を作ろう！と二人ではりきっていました。

ところが、夫と子作りをはじめて１年がたっても
まったく妊娠の兆候がみられません。

元来のん気な私（仕事を続けて忙しさにかまけて
たかもしれませんが＾＾；）私より後に結婚に
結婚した友人や、出来ちゃった結婚をした知人に
どんどん子供ができるのに、私にはその兆候すら
みられないので、段々焦りが強くなってきてしまいました。

夫のご両親は、私たちに子供ができないことで
表だって何か言うことはありませんでしたが、
夫の親戚の集まりのときに、私より年下の
夫の従姉妹が出来ちゃった婚でかわいい男の子を
連れてきたときに、夫の叔父から

「早く（夫）の子供も連れて来い」

みたいなことを私がいないところで言ったことを
たまたま聞いてしまいかなりショックを受けました。

私だって、子供が欲しいのに・・・！

その日はトイレで声を殺しながら泣きました・

そして不妊治療にいこう！と
決めたときでもありました。