私の不妊治療体験（2）

不妊治療を受けようと思っていった病院は

市内の大きな総合病院でした。

「不妊」が目的で初めていった病院では
それほど深刻に考えてはいませんでした。

３２才、まだ子供を諦める年齢にしては早すぎるし

自分が患っている「子宮内膜症」を治せば

きっとうまくいくだろう、そう楽観視していました。

私がかかったお医者様は女医さんで
この辺りでは名医ということで期待していました。

「妊娠したいんですが･･･」と内診してもらうことになり
　簡単な検査を行い、検査結果がわかるまで待ちました。

仕事を続けていたので、なかなかその日が休めない
というと、

「不妊治療は仕事を続けながらだとなかなか
難しいですよ」

といわれました。

その後、その言葉が現実となり私は不妊治療のために
仕事をやめることになりました。


一通りの検査の結果・・・


●ホルモンのバランスが悪い（確かに昔から
生理周期がむちゃくちゃでした）
●排卵障害があるようだ

とのこと・・・

旦那の精子検査もしてもらい、若干精子の運動
が弱い、と診断されました。


そこから、私の不妊治療がはじまります。

それから、様々な治療を行いました。
夫と相談して「絶対赤ちゃん産もうね！」
って頑張ろうと毎日毎日基礎体温つけて、病院に
いってつらい検査を受けて、排卵日を見計らっては
頑張っていましたが、うまくいかず、毎月生理が
くるたびに落ち込んでいました。

タイミング法をして、一年たっても良好な結果が
でなかったので、先生が

「人工授精を検討してみましょう」

といわれ、人工授精（ＡＩＨ）を行うことにしました。

AIHのために、仕事をやめて本格的に不妊治療に
とりくむようになりました。

初めてのAIHは思ったよりも痛くなく、

「細い管はいりますよ～リラックスして～」

１０秒たって「終わりましたよ。
隣の部屋でゆっくり休んで下さいね。」

といわれて拍子ぬけするぐらいあっさりしていたのを
今でも覚えています。

あとは、２週間後にちゃんと通り受精しているか…